
先日、青色申告会に入会したのですが、その際に「開業届」を見せたら、
税務署の受領印が押されていないので、これだけでは証明になりません。
と言われ、プチパニック!
よくよく話を聞いてみると、電子申請の場合、書類の控えと合わせて「受信通知」なるものを保管しておく必要があるとのこと。
というわけで、この記事では「電子申請した書類の控えって何?」「受信通知って何のこと?」についてまとめておきます。
開業届を電子申請した場合の控えとは?
以前、こちらの記事でご紹介しましたが、私は「freee開業」という無料のサービスを利用して、オンライン上で書類の作成・提出をしました。
\詳しくはこちら/
この手続きがあまりにも簡単すぎて「余裕じゃん」と調子に乗っていたのですが、見落としてはいけない事実を完全に見落としていました。
その「見落としてはいけない事実」がこちら。
e-Taxで開業届を提出した場合の控えは、【送信したデータを印刷したもの】と、e-Taxサイトのメッセージボックスに通知される【受信通知】を印刷したものを併せることで正式な控えとなります。
「freee開業」より引用
私は電子申請後、「開業届」はPDFで保存し、印刷もしていたのですが、【受信通知】なるものは保存していなかったのです。
これでは何の証明にもならないことが分かったので、私は慌てて【受信通知】を取得することとしました。
というわけで、ここからは私が開業届の控え(【送信したデータを印刷したもの】と【受信通知】を取得した方法をご紹介します。
開業届の控えの取得方法
前述の【送信したデータを印刷したもの】も【受信通知】もe-Taxサイトから取得することができます。
ここでは、e-Taxソフト(WEB版)での取得方法をご紹介します。
step
1e-Taxソフトにログイン
まずはPCでe-Taxソフト(WEB版)にログインします。
step
2メッセージボックスを開く
メインメニューから「送信結果・お知らせ」を開きます。
「送信結果・お知らせ」画面から、「メッセージボックス一覧」の「操作に進む」をクリックします。
step
3【受信通知】を印刷する
「メッセージボックス一覧」の「個人事業の開業・廃業等届出」をクリックします。
すると、以下のような【受信通知】画面が表れるので、この画面を保存・印刷すればOK!
ちなみに、【送信したデータを印刷したもの(開業届)】は左下の「帳簿表示」から取得します。
以上が、「開業届」の控えとなる【送信したデータを印刷したもの】と【受信通知】の取得方法です。
※青色申告承認申請書を提出した方は、そちらも同様の手順で控えを保存しておきましょう。
この受信通知は、一定期間(約5年間)が経つと削除されてしまうようなので、開業届を提出したらすぐに保存しておくのが安心ですね。
まとめ
さて、この記事では「開業届」を電子申請した場合の控えについてまとめてみました。
「開業届」の控え(上記2つを合わせたもの)は自分が個人事業主であることを証明する唯一の書類です。
銀行口座の開設や諸々の手続きの際に必要になることがありますので、忘れずに印刷し、失くさないように保管しておきましょう。
というわけで、今回の記事は以上です。
今後も青色申告に関して気が付いたことや実践していることを随時更新していきます!