日本橋七福神巡りの特徴やおすすめコース、所要時間【東京七福神散歩①】

散歩大好きめりこです。日本橋七福神巡りブログをお届けします。

七福神が祀られている寺社を参拝することで七つの福運を得られるとして、江戸庶民の間で流行した七福神巡り。

現在では、七福神めぐりができる場所は全国に300以上もあるそうです。

今回はその中から、日本橋七福神巡りのおすすめコースや所要時間、各社の特徴をマップ付きでご紹介します。

日本橋七福神巡り

日本橋七福神とは、

の七社のこと。

七福神巡りはお寺と神社が混在するのがスタンダードのようですが、日本橋七福神は神社のみで構成される、大変めずらしい七福神巡りだそうです。

今回は、平日・休日問わず混雑が予想される小網神社をスタートとする参拝コースをご紹介します。

詳しい場所（Google Map）は記事の最後に載せているので、そちらも参考にしてください。

日本橋七福神はコンパクトにまとまっているので、全体の所要時間は各社での滞在時間を含め、およそ1時間半です。

途中でお食事をしたり、付近の散策をしたりしても、3時間ほどあれば十分に巡ることができます。

ここからは各社の特徴をご紹介します。

①小網神社（福禄寿）

強運厄除、金運のご利益があるとして、連日多くの参拝客でにぎわう小網神社。

東京大空襲の際に境内の建物が戦火を免れたことや、第二次世界大戦時に神社のお守りを持って出兵した兵士が全員無事に生還したことから、"強運厄除の神様"として崇められています。

境内には福禄寿の像があるので、合わせて参拝するのをお忘れなく！

小網神社は大変混み合うので、参拝する際には近隣の方のご迷惑にならないようお気を付けください。

②茶ノ木神社（布袋尊）

社の周囲に植え込まれた茶の木の緑が実に見事であったことから、"お茶ノ木様"と親しまれている茶ノ木神社。

「倉稲魂大神」と布袋尊が祀られているので、夫婦円満や五穀豊穣などのご利益があるとされ、長年火災に見舞われなかったことから"火伏せの神様"としても知られています。

③水天宮（弁財天）

こちらは、福岡県に総本宮を構える水天宮の分社。

多くの神々の祖先である「天之御中主大神」が祀られていることから、子授けや安産にご利益があるとされています。

弁財天が祀られているのはこちら。

江戸時代に久留米藩と加賀藩の藩主が宝生流能楽を競う際、弁財天に願掛けをして見事勝利を収めたことから「宝生弁財天」と呼ばれるようになったそうです。

④松島神社（大国神）

鎌倉時代以前に創建されたと推定される、歴史ある松島神社。

かつてこの地が入海だった頃、松林が生い茂る小島に現在の宮司の祖先が移り住み、稲荷神を招いて社を築いたのが由来だそうです。

大国神は"富と財力を与える福の神"と言われており、商売繁盛のご利益があるとされています。

⑤末廣神社（毘沙門天）

四天王最強の神と言われる毘沙門天が祀られている末廣神社。

主なご利益は勝運向上ですが、その昔は疫病鎮めの信仰も集めたことから、病気平癒や厄除けなど様々な御神徳が授かれるとも言われています。

境内には、火消しの「いろは組」の石碑や「満願成就 末廣徳の石」もあります。

いずれも大変珍しいものなので、ぜひ合わせてご覧ください。

⑥笠間稲荷神社（寿老神）

こちらは、日本三大稲荷のひとつ、茨城県の笠間稲荷神社の分社。

日本橋魚河岸の守り神として、また、五穀・水産・殖産興業の守護神として、広く信仰されてきた由緒ある神社です。

境内の末社に、長寿の神・お導きの神・幸運の神として運命を良い方向に切り開いてくれる寿老神が祀られています。

⑦椙森神社（恵比寿天）

平安時代、平将門の乱を鎮めるために藤原秀郷が戦勝祈願をしたことが始まりとされる椙森神社。

こちらに祀られている恵比寿天は商売繁盛や福徳開運など人々の生活に縁の深いご利益をもたらしてくれる福の神として知られています。

また、江戸時代に境内で「富くじ」興行をしていたことから、日本で唯一、富塚と名付けられた石碑があります。

富塚と恵比寿天の力にあやかりたいと、宝くじ当選祈願に訪れる方が多いようです。

ちなみに、私も当選祈願をしに来たことがあります…

日本橋七福神巡りにおすすめのランチ

鮨処 雅

ばらちらし（2,000円）

縁起物として知られるちらし寿司はいかがでしょうか？

新鮮なネタがこれでもかというくらいたくさん乗ったこちらのばらしちらしは、見た目も味も上品で贅沢な一品です。

改めて七福神の場所を確認！

さて、この記事では日本橋七福神巡りの所要時間やおすすめコース、各社の特徴をご紹介しました。

最後までご覧いただきありがとうございました。