長き戦乱の世を生き抜き、天下統一を果たした徳川家康。
その立身出世ぶりから、彼のゆかりの地は出世開運や商売繁盛、勝運のパワースポットとして広く知られています。
というわけで、この記事では徳川家康に縁のある最強パワースポットとおすすめ参拝ルートをご紹介します。
徳川家康ゆかりのパワースポット巡り
今回おすすめするのは、上野東照宮、神田明神、江戸城跡、増上寺の4か所を巡るルートです。
詳しい場所(Google Map)は記事の最後に載せているので、そちらも参考にしてください。
- 上野東照宮
- 神田明神
- 江戸城跡
- 増上寺
↓徒歩(20分)
↓東京メトロ千代田線(湯島駅→大手町駅 20分)
↓都営三田線(大手町駅→御成門駅 20分)
所要時間は各スポットでの滞在時間を含め、およそ3時間。
途中でお食事をしたり、付近の散策をしたりしても、半日あれば十分に巡ることができます。
①上野東照宮
家康の遺言によって造られたとされる上野東照宮。
家康、8代将軍吉宗、15代将軍慶喜が祀られ、出世・勝利・健康長寿に御利益があるとされています。
まず、入ってすぐのところに、樹齢600年以上の大楠があります。
神社創建前から上野の地を守る御神木で、上野の祖木と言われているそうです。
こちらは、栄誉権現社(通称:御狸様)。
かつては大奥や大名の家に祀られていたそうですが、その強大な力ゆえに大暴れし、江戸各所に災いをもたらしていました。
ところが、大正時代に上野東照宮内に移されるとパタリと災いが止み、以降はたぬき(他を抜く)という名から強運開祖・必勝の神様として崇められるようになったそうです。
こちらは内側から見た唐門です。
金色で美しい門には、昇り龍・降り龍をはじめ、獅子や牡丹などが彫られています。
そして、こちらが社殿(金色殿)。
残念ながら社殿内部は公開されていませんが、外からなら眺めることが可能です。
関東大震災・第二次世界大戦でも倒壊せず、江戸の面影を後世に伝える役割を果たしています。
上野東照宮
所在地:東京都台東区上野公園 9-88
アクセス:上野駅から徒歩7分
詳細:公式HP
②神田明神(神田神社)
縁結びや商売繁盛、医薬健康に開運招福と、様々なご利益が得られることで知られる神田明神。
実は、かの有名な関ヶ原の戦いにおいて、家康が戦勝を祈願した神社だったのです。
1600年9月15日、家康が戦いに勝利したことから、縁起の良いこの日に絶やすことなく祭礼を行うよう徳川将軍家から命ぜられ、以降、毎年この日に神田祭を行っているそうです。
神田神社(神田明神)
所在地:東京都千代田区外神田2-16-2
アクセス:御茶ノ水駅・新御茶ノ水駅・末広町駅から徒歩5分、秋葉原駅から徒歩7分
詳細:公式HP
③江戸城跡
かつて江戸幕府を開いた徳川家康が居城とし、現在はその敷地の一部が皇居となっている江戸城跡。
残念ながらお城は残っていませんが、天守閣が建っていたとされる場所がこちらです。
跡地は少し高台になっていて、上からは敷地が一望でき、江戸幕府の全体像に思いを馳せることができます。
住所もなんだか縁起が良い!
江戸城跡
所在地:東京都千代田区千代田1-1
アクセス:大手町駅から徒歩15分、東京駅から徒歩14分
詳細:公式HP
④増上寺
1393年に開かれ、浄土宗の七大本山の一つに数えられる増上寺。
徳川家康が増上寺を菩提寺に選び、「葬儀は増上寺にて行うように」との遺言を残したことから、以降徳川家と深いつながりをもつ寺として広く知られるようになりました。
※菩提寺とは、代々その寺の宗旨に帰依して、先祖の位牌を納めてある寺のこと。
敷地内には徳川将軍家墓所が設けられ、2代秀忠、6代家宣、7代家継、9代家重、12代家慶、14代家茂のほか、将軍の正室や側室、子女も埋葬されています。
そんな増上寺の本堂には、家康自身が命名した黒本尊が祀られています。
家康が深く尊崇し、陣中にも奉持して戦に勝利したことから、勝運を招くと言われています。
こちらの勝運守は、天下統一を成し遂げた家康にあやかりたいアスリートやビジネスパーソンに人気のようです。
増上寺
所在地:東京都港区芝公園4-7-35
アクセス:御成門駅・芝公園駅から徒歩3分
詳細:公式HP
散歩の合間におすすめのカフェ
パワースポットを巡っていると、疲れからか甘いものが食べたくなりますよね。
そんな時におすすめのカフェが、東京駅近くにあるMarunouchi Happ.!
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さて、この記事では徳川家康に縁のあるパワースポットと、そのおすすめ参拝ルートをご紹介しました。
最後までご覧いただきありがとうございました。