全国各地には、美味しいご当地ラーメンがたくさんあります。
いつかは全種類制覇したいと思いつつも、なかなか実現するのは難しいですよね。
そこで、この記事では全国のご当地ラーメンが食べられる、東京のお店をご紹介します。
メニュー名・価格は掲載当時のものです。
目次
- 【旭川ラーメン】番外地(東京駅)
- 【札幌ラーメン】らーめん福籠(浅草橋)
- 【函館ラーメン】船見坂(東銀座)
- 【津軽ラーメン】長尾中華そば(小川町)
- 【米沢ラーメン】めん処 倖佳(立石)
- 【喜多方ラーメン】喜多方食堂(浅草)
- 【竹岡式ラーメン】まる竹(浜松)
- 【勝浦式タンタンメン】鳥久(日本橋)
- 【サンマーメン】集来(大門)
- 【佐野ラーメン】支那そばはせべ(五反田)
- 【燕三条ラーメン】らーめん潤(亀戸)
- 【長岡系ラーメン】しょうがの湯(渋谷)
- 【富山ブラック】豚系 麺家いろは(秋葉原)
- 【京都ラーメン】京都銀閣寺 ますたに(日本橋)
- 【和歌山ラーメン】まる岡(亀有)
- 【笠岡ラーメン】TAKETONBO(築地)
- 【尾道ラーメン】壱番館(新宿)
- 【広島ラーメン】らあめん 広(秋葉原)
- 【鳥取牛骨ラーメン】牛骨らぁ麺マタドール(北千住)
- 【徳島ラーメン】はるま(新宿)
- 【博多ラーメン】しばらく(日本橋)
- 【長浜ラーメン】長浜屋台 やまちゃん(銀座)
- 【久留米ラーメン】龍の家(新宿)
- 【熊本ラーメン】桂花ラーメン(新宿)
- 【宮崎ラーメン】あたりや食堂(根津)
【旭川ラーメン】番外地(東京駅)
旭川ラーメンは、豚骨や鶏ガラなどのスープと魚介系スープをあわせた醬油味のスープに、中太ちぢれ麺を絡めるのが定番スタイルです。
醤油ラーメン+味玉(830円)
淡麗な醤油スープは、洗練された味わいながら香ばしさもあります。
ちぢれ麺はツルっとのど越しが良く、全体的にシンプルであっさりとした味わいでした。
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【札幌ラーメン】らーめん福籠(浅草橋)
札幌ラーメンは日本三大ラーメンのひとつ。インスタント麺でもおなじみのように、濃いめの味噌スープが大きな特徴です。
味噌+味付卵(910円)
らーめん福龍は、札幌味噌ラーメンの人気店「すみれ」出身の店主が営むラーメン店です。
弾力のあるちぢれ麺と、まろやかでコクのある味噌スープがよく絡み、食べ応え抜群でした。
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【函館ラーメン】船見坂(東銀座)
函館周辺では支那そばと呼ばれる函館ラーメン。豚骨や鶏ガラの出汁に塩ダレを合わせた塩味のスープに、中太のストレート麺を合わせるのが一般的です。
塩そば 味玉入り(880円)
透明感のあるスープはあっさりながら、しっかりコクが感じられます。
細いストレート麺とスープとの相性が良く、さらっと食べられるので、飲んだ後の〆にいただきたくなるようなラーメンでした。
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【津軽ラーメン】長尾中華そば(小川町)
津軽そばから影響を受けて考案されたという津軽ラーメン。歴史はまだ浅く、今のところ煮干と焼干をベースにした和風スープのお店が多いようです。
あっさり+味玉(920円)
青森県に本店を構えるお店なので、本場の味を体験することができます。
煮干しがガツンと香るスープに、細いうどんのようなツルツルの麺が特徴的で、新感覚なラーメンでした。
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【米沢ラーメン】めん処 倖佳(立石)
米沢ラーメンは、残念ながら米沢牛入りではなく、鶏ガラや野菜、煮干ベースのスープが特徴です。
煮卵らぁめん(780円)
ほのかに煮干しの香りがする、コク深い醤油スープ。
ツルっとモチモチな平打ち麺、脂身の少ないチャーシュー、コリコリとした食感のメンマとどれも美味でした。
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【喜多方ラーメン】喜多方食堂(浅草)
日本三大ラーメンの一つである喜多方ラーメン。平打ち熟成多加水麺と呼ばれる太麺が特徴です。
蔵出し醤油ラーメン+半熟味玉(870円)
ツルンとした麺の食感が特徴的で、醤油スープとも合っていました。
豚バラなのに脂っぽくないチャーシューが乗っていて、全体的にあっさりとした味わいでした。
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【竹岡式ラーメン】まる竹(浜松)
竹岡式ラーメンは、真っ黒な醤油スープに、粗い角切り玉ねぎが乗ったラーメンのことを言います。
竹岡式ラーメン+味付けたまご(750円)
塩味の強い醤油ベースのスープで、見た目通りの濃い味。竹岡式ラーメンの特徴であるインスタント麺ともよく絡んでいました。
角切り玉ねぎと一緒に食べるとサッパリした味わいに変化しました。
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【勝浦式タンタンメン】鳥久(日本橋)
醤油ベースのスープに、ラー油や唐辛子で炒めた豚肉と玉ねぎを乗せるのが特徴の勝浦式タンタンメン。
古くから勝浦の漁師さんたちの間で、冷えた身体を温めるのに良いと好評で、今ではその名が全国に知られるところとなりました。
勝浦タンタンメン並(900円)
東京都内で唯一の『熱血!!浦タンタンメン船団』の正規公認店です。
とにかく辛い!!ですが、後引く味で、もう一口食べたくなるようなクセになる美味しさでした。
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【サンマーメン】集来(大門)
サンマーメンは70年以上前から存在すると言われる、歴史ある麺料理です。
食糧難の時代に考案されたため、ビタミンを多く摂取できるよう、醤油スープにたっぷりのもやしが乗っているのが特徴です。
手打サンマー麺(820円)
醤油ベースのスープは、見た目に反してあっさりとした優しい味わいで、心がほっこりするようなお味。
たっぷりの野菜とモチモチの平打ち麺で食べ応え抜群でした。
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【佐野ラーメン】支那そばはせべ(五反田)
佐野ラーメン最大の特徴は、竹を膝にはさんで小麦粉に強い圧力をかけて練り込む「青竹打ち」と呼ばれる手法で麺を打っていること。
コクのある鶏ガラベースの醤油スープにツルツルの麺が絡む、万人受けするラーメンです。
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【燕三条ラーメン】らーめん潤(亀戸)
燕三条ラーメンは、太麺に、濃口醬油ベースのスープ、たっぷりの背脂が絡むがっつり系ラーメンです。
中華そば+味玉(910円)
たっぷりの背油がスープに浮かんでいますが、くどいわけではなく、スープ全体にコクがプラスされたような感じ。
麺は太くてモチモチしているので、背油以上に存在感がありました。
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【長岡系ラーメン】しょうがの湯(渋谷)
長岡系ラーメン最大の特徴は、スープに生姜の香りがはっきり感じられること。
豚ガラの臭みを消すために生姜を入れたのがきっかけですが、寒い日に身体を温める効果があると宣伝すると、瞬く間に人気が出たそうです。
黒玉生姜ラーメン(980円)
口に入れた瞬間、ショウガがガツンと香り、身体の芯からポカポカと温かくなる感じです。
テーブルに置かれている生姜酢や生姜醤油で味変すると、また違った味わいが楽しめました。
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【富山ブラック】豚系 麺家いろは(秋葉原)
ご当地ラーメンブームの火付け役となった富山ブラック。
インパクトのある黒いスープと、そこから名づけられた親しみやすい呼び方から、全国的に知られることになりました。
富山ブラック味玉ラーメン(920円)
国内で5店舗、海外で6店舗展開する大人気店。
塩分控えめの魚醤を使用しているとのことで、スープは真っ黒な割に意外とマイルドな味わいでした。
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【京都ラーメン】京都銀閣寺 ますたに(日本橋)
ラーメンの激戦区である京都で古くから愛される京都ラーメン。
鶏ガラなどをベースにした「あっさり系」と、背脂中華そばや白湯スープベースなどの「こってり系」の二種類があるそうです。
ラーメン並+半熟卵(970円)
60年以上の歴史をもつ「京都ますたに総本店」からのれん分けされた、「こってり系」のお店。
上層が背脂、中層は鶏ガラスープ、下層に一味唐辛子と3層に分かれているので、1杯の中で様々な味を楽しむことができました。
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【和歌山ラーメン】まる岡(亀有)
地元では中華そばと呼ばれる和歌山ラーメン。
醤油の旨味と豚骨のコクがありつつも、さっぱりとしたスープが特徴です。
チャーシュー麵+味玉(1,220円)
昔ながらの中華そばという感じで、あっさりとした醤油スープと中ちぢれ麺がよく合っていました。
分厚いチャーシューがこってりしていますが、たっぷり乗ったネギのおかげで、もたれはしませんでした。
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【笠岡ラーメン】TAKETONBO(築地)
ラーメンの上にかしわチャーシューを乗せるのが特徴の笠岡ラーメン。
スープは醬油ベースのお店が多いようです。
醤油 味玉入り(920円)
鶏出汁を使用したスープはあっさりとした味わいで、ほんのり甘みがあり、モチモチで美味しい麺との相性は抜群でした。
コリっとした食感の鶏チャーシューも、濃厚な味玉も美味しかったです。
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【尾道ラーメン】壱番館(新宿)
尾道ラーメンは、瀬戸内海の小魚を使った醤油スープが特徴で、お店によっては少し大きめの背脂を乗せることもあるようです。
尾道ラーメン半熟煮卵入り(880円)
広島県版のミシュランでビブグルマンを獲得したこともある壱番館。
豚骨と鶏ガラが効いた醤油スープで、濃厚な中華そばという感じです。平打ち麺や香ばしいチャーシュー、ネギとの相性も抜群でした。
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【広島ラーメン】らあめん 広(秋葉原)
広島ラーメンには、特筆すべき特徴はありません。
ただ、醤油豚骨ベースのあっさりとしたスープなので、万人受けするラーメンだと言えます。
味玉広島らあめん(880円)
豚骨醤油スープは少しトロッとしていて、細麺やトッピングのもやしによく絡みました。
チャーシューは脂身が少なく、ややこってりとしたスープとの相性がよかったです。
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【鳥取牛骨ラーメン】牛骨らぁ麺マタドール(北千住)
その名の通り、牛骨でとった出汁を使用したスープが特徴の、牛骨ラーメン。
牛脂独特の風味が、他に類を見ない味わいです。
贅沢焼牛らぁ麺(1,050円)
少し塩気の強いスープで、麺はツルッとした食感の細麺です。
トッピングのコンビーフもローストビーフも美味しく、贅沢なラーメンを食べているなという気になりました。
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【徳島ラーメン】はるま(新宿)
醤油ベースのスープではあるものの、その配合により茶系・白系・黄系の3タイプに分類される徳島ラーメン。
甘辛い豚肉と生卵が乗ったスタイルが広く知られています。
徳島ラーメン+生卵(1,000円)
甘辛な醤油ダレと豚骨スープで、ガツンとした味わいなので、ご飯が欲しくなる味です。
トッピングの生卵を入れると、すき焼きのようなマイルドな味わいになりました。
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【博多ラーメン】しばらく(日本橋)
日本三大ラーメンのひとつである博多ラーメンの特徴は、豚骨スープ、ストレート細麺であること。
麺がスープを吸いやすいので、味の一体感を楽しめるラーメンです。
らーめん+味付けたまご(900円)
福岡西新本店の直弟子さんが出店しているそうで、東京にいながら本場の博多ラーメンが味わえるお店。
豚骨スープ濃厚ですが、上品さも垣間見え、細麺やキクラゲとの相性も良かったです。
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【長浜ラーメン】長浜屋台 やまちゃん(銀座)
福岡県の屋台ラーメンと言えば長浜で、実は替え玉発祥の地でもあります。
濃厚な豚骨スープに極細ストレート麺を絡めるのが一般的。
長浜ラーメン+半熟玉子(850円)
福岡に3店舗構えるラーメン屋さんで、毎日福岡から届く食材を使用しているそうです。
とにかく濃くて濃くて濃い豚骨スープですが、本場ほどの臭みはなく食べやすかったです。
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【久留米ラーメン】龍の家(新宿)
豚骨ラーメンの元祖とも言われる久留米ラーメン。
博多ラーメンよりも濃い豚骨スープが特徴で、もちろんストレート細麺は固めでいただくのが一般的です。
純味玉子(1,000円)
本場、福岡県久留米市や熊本県にも出店しているお店。
やや塩気の強い豚骨スープは、かなりこってりしていて、細麺にがっつり絡み、食べ応え抜群でした。
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【熊本ラーメン】桂花ラーメン(新宿)
熊本ラーメンの特徴は、鶏ガラと豚骨をベースにしたスープにニンニクチップとマー油をトッピングすること。
スープを継ぎ足すのではなく、当日で使い切ることでも有名です。
桂花ラーメン(820円)
半世紀以上続く、老舗中の老舗。
マー油が溶け込んだ濃厚スープは奥深い味わいで、ニンニクチップの香ばしさが良いアクセントになっていました。
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【宮崎ラーメン】あたりや食堂(根津)
宮崎ラーメンは、鶏ガラ、豚骨ベースのスープに醤油や塩タレを加えた、比較的あっさりとしたラーメンです。
加水率の高い、柔らかい太麺を使用するお店が多いようです。
宮崎らーめん+煮たまご(880円)
スープはあっさりとしていて、飲んだ〆にも良さそうな、優しいお味です。
ツルンとした麺と、弾力のあるチャーシュー、シャキシャキのもやしと様々な食感が楽しめました。
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さて、この記事では東京で食べられるご当地ラーメンをご紹介しました。
皆さんも、全国の味を食べ比べしてみてはいかがでしょうか?