
この記事では、
・名所巡り以外の京都の楽しみ方が知りたい!
・自分へのご褒美、記念日に贅沢したい!
・川床って実際どんな感じなの?
という方に向けて、京都の夏の風物詩、川床ランチの体験レポをお届けします。
川床とは?
川床は納涼床とも呼ばれる、京都の夏の風物詩の一つ。
毎年5月から9月にかけて、多くの飲食店が川の上や、屋外で川のよく見える位置に座敷を作り、料理を提供してくれます。
その歴史は古く、江戸時代には約400軒もの茶屋が鴨川沿いにあふれていたとか。
現在では、京都の鴨川や貴船の川床が特に有名で、毎年それ目当てに京都を訪れる方も多いようです。
おすすめの川床ランチは?
一度は体験してみたい川床でのランチ。
でも、夏の京都はとにかく暑いので、汗をかきやすい方や暑いのが苦手な方にとってはなかなかハードルが高いですよね。
そこでおすすめなのが、LE UN 鮒鶴京都鴨川リゾート。
画像はOZmallより引用
こちらでは毎年10月末まで川床を提供してくれているのです。
10月なら最高気温は平均23度くらいなので、程よい涼しさで、思う存分食事を楽しめそうですよね。
汗っかきな私もこれなら安心!と早速行ってきたので、ここからは体験レポをお届けします。
LE UNの川床ランチ【体験レポ】
LE UN 鮒鶴京都鴨川リゾートは、京都を代表する老舗が立ち並ぶ、木屋町通の川沿いにあります。
元々は明治3年創業の料理旅館でしたが、“新旧が融合したジャパニーズモダン”として生まれ変わり、今では絶品フレンチレストランとして、広く知られています。
今回私が案内されたお席はこちら。
事前に公式HPから予約をしておいたので、川側のお席です!
店内は平日にもかかわらず多くの人で賑わっていましたが、席と席の間隔が広いので、周りはさほど気になりませんでした。
普段東京の汚い川を見ているせいか、鴨川は透明度が高いように感じ、キラキラと輝いて見えました。

今回は前菜・スープ・メイン・デザートが付いた川床ランチA(税込サ別3,850円)をいただきました。
まずは前菜。
秋鮭のマリネと柴漬けのコンディマン
さっぱりとした鮭のマリネに、フレッシュなトマトやブドウ、そしてしば漬を合わせた一品です。
フレンチなのに、どことなく京都らしさが感じられる、まさにジャパニーズモダンなお料理でした。
続いてはスープ。
秋の味覚のポタージュスープ
サツマイモのポタージュに、アールグレイのカプチーノという斬新な組み合わせ。
お芋の甘みと、紅茶の香りがベストマッチでした。
そしてメイン。
夫は魚料理、私は肉料理をチョイスしました。
近海魚のポワレと旬の茸の一皿
この日のお魚は鮎で、ソースはポルチーニ茸など数種類のキノコを鱧の出汁を使用していました。
日吉豚ロース肉のロティ 柿のコンフィチュール
日吉豚は、京都のブランド豚のひとつ。
ロース肉はロースト、脂の多い部位はグリルにしてあり、食感や味の違いを楽しむことができました。
最後はデザートです。
ほうじ茶香る林檎とキャラメルのシブースト
ほんのりと和のテイストが香る、非常に美味しいシブーストでした。
横に添えられていたヨーグルトのソルベもさっぱりとした味わいでよかったです。
川床ランチの正直な感想
さて、今回はLE UN 鮒鶴京都鴨川リゾートにて、初めての川床ランチを体験してきました。
穏やかに流れる川を見ながらのお食事は、ここだけ違う時間が流れているのでは?と思うほどゆったりで、非日常を感じられるいい体験となりました。
ただ、ひとつ気になる点を挙げるとしたら、意外と揺れるということ。
木造というだけあって、風が吹いたり、スタッフさんが歩いたりすると、橋の上にいるような振動を感じました。
まあ、それも食事をしていたらすっかり忘れていたので、そこまで気にすることではないかな?
いずれにせよ、LE UN 鮒鶴京都鴨川リゾートでの川床ランチは日常を忘れられる素敵な機会になるはずです。
皆さんも上質な体験を求めに訪れてみてはいかがですか?